我が家には、我が家の子育てに関する価値観や方針があります。
しかし、「私が考えている方針よりも、もっとベターな方針があれば、いつでも乗り換えてしまおう!」という気持ちでいます。
私は「自分の考えを変える」ことに抵抗はありません。むしろ、どんどんプラスの方向にステップアップしていきたいと考えています。
なので、いろいろなお友達、お母さん、お父さんとお話をして、各家庭の子育てに関する価値観や方針を聞くことは、私にとって、本当に勉強になります。
例え、それが私が感じていることと、180度異なるとしても、ただそれは「私とは違う」だけのことであって、決して「間違っている」という訳ではありません。
誰もが一生懸命に、子どもに良かれと思うことを考え、動いているのです。いろいろな保護者の方とお話をして、子育ての情熱や努力を聞いて、私はいつもパワーをもらっています。「私も頑張ろう!」と思います。
そもそも、子育てに「正解」など有り得ませんよね。
例えば、育児の先輩やご先祖様の経験によって「良し」とされるものや、育児書に書いてあることが、必ずしも正解とは限りません。時代は移り変わり、子育ての環境も目まぐるしく変化しています。
子どもと一緒に生き、成長するなかで、成功と失敗を繰り返しながら学んでいき、「各家庭のオンリーワンの正解」を見出していくのです。
さて、先日、育児の方針についてお話をしていて、「大人になると性格は変わらない。変えることはできない。」という意見の方がいました。
たしかに、性格を変えるのは難しいと思います。でも、「そもそも、育児において、自分の性格を変える必要などない!」と私は思います。
多種多様な家庭環境があります。価値観も様々です。
そんななかで、お友達やそのご家族と楽しく一緒に成長するために必要なのは、性格を変えることではなく「自分とは異なる方針を知ること」と「いろいろな選択肢をプラスできる柔軟さ」ではないでしょうか?
「私は自分の性格を変えようとは思わないわ!」とか「他人の性格を変えるなどできないわ!」と言って、諦めることは非常に簡単&ラクチンな選択です。
でも、「楽しい選択ではないな・・・。」と、私は思ってしまうのです。
子育ての仲間同士で話し合い、切磋琢磨して、子どもたちにベターな環境を作ってあげることができたら、自分の子どもにも、お友達にもプラスになって、素晴らしいと思います。
その過程において、価値観の違いや衝突があったとしても、自分の気持ちが相手に伝わらなくても、まずは「伝えようとする」ことが大事だと思います。
私の育児仲間には、熱意を持って心から伝えようとする人に、耳を貸してくれない人はいないと信じています。
良いものはどんどん真似をして、取り入れたいです!
自分が気付かないことを、お友達が教えてくれる時があります!
自分のポリシーを変える必要はなく、自分の得意分野を生かして、育児にも取り組みたいです!